薔薇の教え "あの日の授業はまだ終わらなかったけど、静香は智子さんと話していました。先生は「静かにして下さい」と言っていました。皆さんは笑いました。静香は何時も何処でも誰かと話していました。授業の時、隣の座る人と話しました。家でお母さんやお父さんや弟と話しました。誰もと話せない時、薔薇と話しました。静香は話しすぎましたから、ほかの人はあまり何も言えませんでした。皆さんは「静香と話すのがめんどくさい」と思っていました。その為に、寂しかったです。
授業の後、静香は薔薇と話をしに行きました。「なんで誰も私と話したくないの?」と聞きました。でも、薔薇は答えませんでした。それから、一人で家に帰って、家族と晩ご飯を食べて、お風呂に入って、寝ました。
あの夜、変な夢を見ました。夢で静香はもう一度薔薇に「如何して誰も私と話したくないの?」。薔薇は「静香、よく聞かなければなりません。頑張って下さい」と答えました。
次の日、早く起きて、朝ご飯を食べて、お母さんに「行ってきます」と言いたかったけど声が出られません。二人はびっくりしたけど、風邪をひいたと思っていましたから、心配をしませんでした。
しかし、数日後、声がまだ戻りませんでした。医者に行ったけど喉が良いと言われました。静香の生活は不便になりました。話ができなかったから、とても悲しくて、何もしたくなかったです。「今、何も言えません、それで、全てはつまらないです」と思っていました。毎日、泣いていました。
でも、少しずつ、友達の話を聞くようになれて、新しいことに注意するようになりました。「ええー!智子さんには兄弟が三人います!えっ!春木さんは何時もほかの人に手伝ってくれて、優しいね。知らなかった事は多いだよ!」と思っていました。それから、静香は友達がよく分かるようになりました。結局、静香は「生活はもうつまらなくない」と思っていました。
静香はある夜、もう一度薔薇の夢を見ました。夢で薔薇は「静香は友達にもうよく聞こえるから、今から声をもう使える」と言っていました。起きる時間に目を開けて、早くわかりました。大きな声で「もう戻りました」と言いていました。静香の目から涙が出て、笑顔になりました。"